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EAGLE
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インデックス(1)
ライブラリ作成のテクニック (1)
EAGLEのライブラリにはたくさんの部品が登録されています。逆に多すぎて、必要な部品を探すのが大変です。検索機能もありますが、部品名称が正確に分からない場合には使えません。また、日本の部品はほとんど登録されていません。そこで、自分専用のライブラリを作りたくなります。
ライブラリフォルダの作成
ライブラリファイルはデフォルトではEAGLEのプログラムが収容されているディレクトリの下にあります。このフォルダを使ってもよいのですが、ファイルの数が多いのであまり操作性はよくありません。ですから、私は自分のライブラリ専用のフォルダを作ることにしました。
ライブラリファイル格納ディレクトリを作成
プロジェクトファイル用のフォルダを作ったときと同様にMp_eagleの下にlibraryフォルダを作りました。
ディレクトリ指定変更
メニューバーでOptions -> Directories... を選択します。
表示されるダイアログのLibrariesに新設フォルダを登録します。
新設フォルダはデフォルトフォルダの後にセミコロン( ; )を入れ、そのあとに指定します。このようにすると両方のライブラリを使うことができます。
以上の設定をしたあとにEAGLEのコントロールパネルでライブラリを開くと左の図のように2つのフォルダが表示されます。上側はデフォルトのフォルダで、下側が今回作成したフォルダです。新規のフォルダにはまだ、部品は登録されていません。
フォルダ説明の追加
新設したフォルダの説明文を追加します。この操作は実作業にはあまり関係はありません。フォルダが多くなった場合には有効です。
新設したフォルダをマウスで右クリックすると、プルダウンメニューが表示されます。
このなかの Edit Description を左クリックで選択します。
以上の操作により説明文の編集画面が表示されます。
上側のウインドウは登録されている説明文を表示するウインドウです。下側のウインドウが説明文を入力するウインドウです。説明文の入力はHTLM形式を使います。デフォルトの説明文を開いて参考にしてください。最初の<p>(パラグラフ)で区切った前の文章がヘッドラインとしてEAGLEコントロールパネルのDescription部分に表示されます。<b>と</b>の間の文字は太字になります。
日本語も入力することが可能ですが、編集ウインドウでは文字化けするようです。私は以下のような説明文にしました。
EAGLEのコントロールパネルで見ると以下のようになります。