上のブロック図はクリッカブル・イメージ・マップになっています。 手のマークの部分でクリックすると、該当する説明のページにジャンプします。 |
この回路はある特定の周波数の信号が入力された場合、出力をハイレベル状態にする回路です。 この回路はラジオの時報を検出して時計をリセットする(正時に合わせる)目的で作成しました。 それ以外でもいろいろと応用できると思います。 ・ドア・ロック電子キー:特定の周波数でドアを開ける ・バンドパス・フィルタ:特定の周波数だけ通過させるフィルタ回路 ここに紹介している回路では入力周波数が約780Hz〜1090Hzの範囲で設定できるように設計しています。これは放送の時報の周波数が880Hzであるため、その近くで調整できるようにしています。 出力はTTLのハイレベル(+5V)です。 回路動作は上のブロック図で表したように、まず、入力信号を同じ周波数のパルス信号に変換します。 パルス信号の周波数が上限ゲートと下限ゲートの間にあるときだけ周波数選別から信号が出力されます。 一つのパルスだけでは誤動作してしまいますので、ある程度信号が持続した場合のみ検出するようにします。 出力ブロックでは、持続検出ブロックで検出した信号をもとに出力をハイレベル状態にします。最短でも500ミリ秒ハイレベルを持続させるようにしています。 |
回路図 パターン図 調 整 回路説明 |