目次電子回路工作素材集液晶温度計


液晶温度計 性能測定



温度計の調整は氷水を使用してVR2により0℃の設定を行います。また、沸騰しているお湯を使用してVR1により100℃の設定を行います。

以下のグラフはアルコール温度計と同時に測定した今回の温度計の表示値です。基本的にはシリコンダイオードの順方向電圧は−2mV/℃で変化しますが、ダイオードの種類により電圧の変化は直線的ではありません。

0℃と100℃を設定した後、アルコール温度計の値と比較するとダイオードセンサーの温度表示が若干低い値を表示しました。グラフでは大きくずれていないように見えますが、30℃から80℃の間で最大1.5℃の差がありました。