アクリル板にドリルでは開けられない大きさの穴を開けるための工具を考えてみました。ニクロム線の熱を利用してアクリルを溶かして穴を開ける方法です。 しかし、この工具の作成はさしあたり止めることにしました。 それは以下の理由によります。
結局、糸ノコを使用して穴を開けた方が簡単であると思い、ニクロム線による工具の作成は止めることにしました。 期待してごらんになった方には申し訳ありません。 薄いアクリル板の場合には彫刻刀などを使用して穴を開けることもできます。 0.5mmより薄い板の場合には彫刻刀を使用した方が簡単です。 以下に、糸ノコを使用した穴開けの手順を参考に紹介します。 穴の線を描く
わたしは、デバイダー(製図などで等間隔の寸法を描く道具)を使っています。 デバイダーはコンパスのような形をしていますが、両方の足が尖った金属で作られています。片方を円の中心に固定し、もう片方で円を描くとアクリル板に円を描くことができます。 描いた円の内側に3mm位の穴を開ける
糸ノコで穴を開ける
ヤスリで円の形を整える
以上の方法で厚いアクリル板にも大きな穴を開けることができます。
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